用語集 ~冥界まとめ編~

冥界     Coordinate axes :N***‐**

 冥界は死者の集う世界である。顕界で命が尽きた者の大半がこの冥界にやってきて、天界への渡航を許されるかこのまま冥界にとどまることになるかを決められる。また、“創造主”が一番最初に創ったところであり、その歴史は四界内で一番古い。死者の世界ということで周囲は殺伐としているがかなり繁栄はしているようで、冥界での暮らしは生前より良かったと言う者もいるくらいだ。
 そんな冥界王リッチ・ハーデス74世も実はSkyBlueの一員。生前より興味を持っていた闇魔法の研究のために冥界に入り最高の環境下で研究に励んだ。彼が冥界で研究したことはことごとく冥界の民の心を惹きつけ、それは前冥界王にまで及ぶこととなり、彼は冥界王へと大出世することになったのだった。
 冥界はあまり他の四界とは関わりを持っていない。天界へは一部の死者を送り届けるだけ、魔界とは不干渉条約に関わりを持たず、精霊界に限っては王周辺の者以外一切関わりが無い。

冥界人

 冥界人はその名の通り冥界に暮らしている人々のことである。顕界で命尽きた者たちの新しい体は生前の体を闇の魔力に変換して作られているとされていて、その程度の違いで大きく闇、霊、屍の3種類に分けられている。
 もっとも闇の魔力を使い作られた闇の体は非常に安定しており、苦手とされている光に対してもそれなりの抵抗性を持っているため冥界でも不自由なく生活ができる。冥界の人口に占める割合も6割近くを占めており冥界では一般的な存在である。
 霊の体は生前の体が完全には残っておらず、一部が欠損してしまっているために闇の体を作れないときに選ばれるものであり見た目は闇の体と大差ないが、闇の魔力が足りないためその体は物を透過してしまういわば幽霊のような状態である。そのため悪戯目的であったり顕界の存在を乗っ取ったりといった理由からこの姿を取るものも少なくなく、冥界人に対する評判が悪い主な原因となっている。しかしこの体は光に決定的に弱く、闇に対しても透過させるのが難しいことから安定性は悪く、活動するタイミングが限られてくるという欠点も抱えている。
 屍の体は霊の体と同じく闇の体を作れない者が選ぶ体であり、命を落したときの体をそのまま闇の力を使って保存したものである。そのため見た目はあまりよくないので気味悪がられるなど印象の面では非常に都合が悪いが、もともとの自分の体を使っているためか光に対しては闇の体以上の抵抗性を誇る非常に安定した体であるために冥界以外に活動場を求めない者にとっては十分すぎるほどであり、中にはわざわざ闇の体を作れる者ですらも屍の体を選ぶこともあるという。

エリザベート



O2エリザベート





 かつて魔界で製造された殺戮兵器、魔界茶器人形シリーズの試作型。全身漆黒に染められ闇色の髪に深紅の瞳、さらには青白い刃を持つ大剣を浮かばせているその姿は殺戮兵器という側面を強く打ち出されすぎてしまっており、その結果人間に可愛がってもらい頃合いを見て仕留めるという本来の運用目的から逸脱してしまい、より運用目的に即して作られた後継機であるジャスミンタイプの誕生後は半ば遺棄されるような形でしまいこまれていた。魔界鎮圧作戦の折に宮殿内に出現しネレイスの前へと立ちはだかったが、ルミナスの加護を得たラヴィスによって撃破されてそのまま崩落した宮殿の瓦礫の下敷きとなっていた。
 魔界宮殿崩落後、ネレイスたちの捜索に来ていたリッチにより瓦礫の下から掘り出されたエリザベートは瀕死状態で消滅寸前であった。エリザベートが非常に貴重な存在であることを知っていたリッチにより手厚く処置をしてもらい一命をとりとめたエリザベートは孤独のまま消滅しかけていた恐怖から解放してくれたリッチのことを大変気にいった様子であり、リッチをマスターと呼び可愛がってもらうことになった。殺戮兵器から普通の茶器人形となったエリザベートはこの先リッチの下で幸せな生活を送り始めていくこととなったのである。

隻腕の巨骸

 基本的に人間が冥界人になる場合、体の大きさは人間だった時と違いはない。しかし同じ場所で一気に大量の人間が亡くなった場合にはその者たちが集まって1人の冥界人となる場合が確認されており、その際にはその人数に応じて体の大きさも大きくなっていくとされている。
 この隻腕の巨骸と呼ばれる存在も一度に亡くなった複数人が1人の冥界人として生まれた存在であるとされており、タイプとしては屍の体を持った冥界人にあたる。大きさは7m近くあると言われているがその右腕は肩の部分から完全に失われており、体もほとんどが気味の悪い薄緑色の苔のような胞子のようなもので覆われてしまっている。冥界人は生前の体の状態でなれる体も変わってくることは冥界人の項でもあったが、仮に体の一部を欠損してしまっていたとしても冥界人となれば少なからずその部分も闇の力で埋めることができるはずであった。しかし隻腕の巨骸は冥界人になった時から右腕は欠損し苔や胞子まみれの体であったと言われており、冥界でもかなりの異端者として肩身の狭い生活を送っていたようである。
 ある時を境にして居場所を求めるかのように神界へと渡っていき、そこで定住することとなった。そこは数多の命が渦巻く大樹が根付いていた地であった。生前自然を愛していたのか、はたまた渦巻く命の力に親近感を感じたのか、その樹を慈しむようにして暮らし続けているようである。
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