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ブログ開設4周年記念特別SS SSs(ショートストーリーズ) ノエル編 ~初陣~


「ラヴィス様っ!別の世界にて再び強力な反応を確認っ……!そちらも迎撃をお願いしますぅ……!」

「こっちも今交戦中だ、手は空いてない。それとラヴィス"様"で呼ぶな。というかお前は誰だ?」

 顕界で交戦中のラヴィスの所へ通信が入った。魔物の出現を確認し出撃要請をする仕事の連絡であったが正直もううんざりとしていた。先程から次から次に出撃要請がかかり、もう既に出撃できるメンバーはみな戦闘に駆り出されていた。この状況で新たに仕事の依頼を出されてもどうしようもなかった。

「すっ……すみません……!私観測所の上級管制官ですぅ……!ミーナ様もフィア様も出撃なさって観測所の指揮をとる人がいなくなっちゃったんで私が代理でやってるんですよぉ……!」

「……そんなあたふたして本当に上級管制官か?ミーナやフィアが見たら……」

「あわわわ……やめてくださいぃ!こんな状態見られたら降格処分ですよぉ!」

 連絡を入れてきた観測所も既に手一杯の状態であることはすぐに分かった。魔物の発生は基本的には散発的に起こるものであったが、時折何かをきっかけに大量発生が起こることはこれまでにもあったことである。しかしここまで大規模な発生はこれまでに例がなかった。

「……うう……かくなる上は私が剣を持って……」

「……素人が相手にできる敵ではない。お前は大人しくそこで精一杯指揮をとってろ……」

「は……はいぃ……!」

 そう言って通信は途絶えた。少々観測所の体制に不安を感じたものの今は目の間にいる魔物の相手をしなくてはならない。

「……ねぇラヴィス、次が出たんだって?」

「ネレイス、片付いたのか?」

「なんとかね……」

 今度はネレイスからの通信が入った。SkyBlue1の働き者である彼女は真っ先に出撃をしていって既に何十体もの魔物を倒してきていた。そして今も先程連絡の入った依頼を受け出撃しようとしていた。

「……無理はするなよ。正直お前が一番頼りになるんだからな」

「大丈夫……ラヴィスも大分頑張ってるみたいだしまだまだ頑張れるよ」

「そうか……じゃあ頼むぞ」

「ラヴィスさーん!また出ましたよぉ……」 

「……泣き言言うな」

 ネレイスの通信に割り込むような形で再び観測所からの通信が入った。管制官はもうすでにいっぱいいっぱいのようであった。

「……うぅぅ……私もうダメです……管制官クビです……」

「あぁもう鬱陶しい!おいお前、観測所の今の様子を教えろ!」

「うう……私たちの何倍も働けるミーナ様とフィア様を欠いて今の観測所のメンバーでは多発する魔物発生の情報処理が追い付きません……もうみんなパニックで私なんかが統率を取ろうとしてもできませんよぉ……!」

「……全く……仕方ない、我が逐一情報を受ける。お前はもう通信を切るな。そして来た魔物の発生は報告を来たやつから順に報告しろ。人の派遣は我がやっておく」

「すみませぇん……助かりますぅ……」

 ラヴィスは自身の負担が大きくなるのを承知で管制官の仕事を一部引き受けることにした。若干疑っていたが、上級管制官と言うだけあり泣きごとは言っているが観測所内の状況報告はしっかりできているあたりその能力はちゃんとあるのだろう。自らの能力にあった仕事をすればしっかりとその力を発揮できるだろう。

「えっと……新着報告は……3件ですよぉ」

「……増えてないか?」

「増えてますね……」

 こうしている間にも魔物の出現報告は増えてきていた。一方で対処できる人間の数は変わらない。そうなればもう1人1人がもっと手早く相手をしていく必要があるだろう。

「……とりあえずまずはこいつを相手にする。報告は少し待て」

「了解です!」

 少しばかり自信を取り戻したのか管制官の覇気のある声にラヴィスは安心し正面の魔物に向かっていった。ラヴィスほどの腕があればそれなりに力のある魔物であっても倒す事には苦労しなかった。

「……よし、次に向かう。状況はどうだ?」

「……新着報告は……もう10件になってますよぉ……!」

「……ち……属性等の情報はどうだ?」

「……特別傾向はありません……ただ……種別的には獣種が多いみたいですよ……」

 管制官から送られてきたデータを見ると確かに獣系の魔物が多いように見えた。

「……そうだな、狼や兎な足は速いが体力はない……その辺りは我が全部引き受ける。有翼系は全部ネレイスに回す。あとは先程片が付いたと報告があった将軍に行かせる」

「分かりました」

 素早く現在の報告に対して状況整理をし、出撃する者を決めた所でラヴィスは次なる標的に向け出発しようとした。

「……待って下さい」

「……ん?何だ?」

「……観測所に別回線で通信が……えっ……そんな……!?」

「……どうした?」

「……の……ノエル様から通信です!」

「ノエル様からだと!?」

 どうやら苦戦しているという報告を聞き心配になったのであろう。SkyBlueの雇い主とも言える神界の代表者ノエルが直々に連絡を入れてきたようである。

「ラヴィスさんを呼んでますが……繋ぎますか?」

「ああ……」

 これまでなかった事態にラヴィスも少々動揺していた。ノエルの人柄はそれなりに理解しており、この場で“もう少ししっかりしなさい”だの“何をやっているのですか”だのといった叱咤をするためのものではなく単純に“無理はしないで下さいね”という心配の声を届けにきたのだろうと思っていた。

「ラヴィスさん……大丈夫ですか?」

「大丈夫です……これくらいまだまだ……」

「……無理はしないで下さい……もうみなさんは大分頑張って戦って下さいました」

「……だがまだまだ魔物の発生報告は止んでいません。我々はまだまだ頑張らなければなりません」

 ノエルの心配に大丈夫だと答えるここまではラヴィスが予想した通りの展開であった。

「……ですが私も皆さんの無事を祈るばかりではいられません……私も出撃します」

「……は?」

 しかしノエルのこの言葉は完全にラヴィスの想定外であった。

「……私だって……戦えるんですから……」

「ノエル様……」

 基本的に神界宮殿内で過ごしているノエルは一見華奢な体で到底戦えるようには思えないが、SkyBlueメンバーはノエルが十分戦えるということを把握していた。ノエルの内にはノエル本人が自覚していない大いなる力――神秤テミスがあり、それを無意識のうちに行使することによって攻守ともに圧倒的な力を示す事ができるのである。その力をちょっとした遊びの場で見せつけられたSkyBlueメンバーは大いに驚きその力を認めていたのだが、まだ実戦でその力を行使したことはなかったのである。

「……申し訳ありません。ノエル様の出撃許可を我が出す訳にはいきません」

「!?……どうしてですか?」

「……ネレイスに聞いて下さい。ノエル様のことを一番よく分かっていらっしゃるのはネレイスですから」

「ネレイスさん……私も戦います!」

「……1人で戦わせるのはちょっと心配だけど……この状況で人手が欲しいのは明らかだもん……無理はしないでね」

 通信を聞いていたネレイスもかなり心配をしているようであったが今のノエルの熱意を止めることはできなさそうだと感じていたのかついにノエルの出撃を許可したのだった。

「……ラヴィスさん。私に出撃先の指示をお願いします」

「え……我が指示を出すのか……!?」

「……今私はSkyBlueの1メンバーです。代表であるラヴィスさんの指示に従います」

「……少々気が引けるのだが……承知しました」

 成り行き上ラヴィスは雇い主を指揮するという事態に困惑していたが早速ノエルにお手並み拝見として仕事を依頼した。

「では……出撃します!」

 こうしてSkyBlueの雇い主ノエルは初陣へと向かっていった。





「……い……いよいよですね……」

 ノエルは任地へと到着した。目の前にはいかにも獰猛そうな赤い毛色をした熊がじっとこちらを睨みつけていた。

「……わ……私が相手になりますよぉ!」

 早速ノエルは構えを取った。しかしその手に武器はない。体にも特別武器や防具のようなものがついているわけでもなく、魔法を詠唱しているわけでもない。完全に生身の状態で自分の体よりも大きい熊と格闘をしようとしている風に見えた。傍から見れば無謀であることに間違いはない。そのノエルに向かって熊は容赦なく近づいていき鋭い爪を伸ばした太い腕を振りおろしてきた。

「……っっ……お仕置きキックですよぉ!」

 その腕目がけてノエルは軽く飛び上がりながらくるりと体をひねりそこから回し蹴りを放った。その足先が熊の腕に触れたその瞬間だけまばゆい光が発せられるとその瞬間に熊の腕はいとも簡単に吹き飛んでいた。片腕をもがれた熊は苦悶と怨嗟の声を上げながら睨みつけていた。その腕からは赤黒い血がどくどくと溢れ出続けている。

「ひっ……」

 ノエルにとってはこういった光景を見るのも初めてだった。ここは戦場。命の奪い合いをする場である。これまで自分の立ったことのない、立つことのない場所であっただけにだんだんと体が震え始めてきていた。その震えは次第に大きくなっていく。

「……これが……実戦……皆さんは……いつもこんな場所で……」

 震えの止まらない体を必死に落ち着かせようとしていたが一向に止まることはなかった。体も高揚しているためとはまた違う熱さを感じていた。ノエルは神秤テミスの力を御しているわけではなく、力に振りまわされているような状態である。そのためその力が暴走し、体が過熱状態に陥ってしまう症状がよく起こっていた。その予兆とも思える状態にノエルは入ってしまったようである。

「……もう今更……引っ込むこともできません……やるしか……!」

 震えて多少言うことをきかない体を無理にでも動かし再び構えを取った。放っておいてもいずれ息絶えるのはノエルにも分かっていた。しかし今は速やかに次の標的を倒しに行かなくてはならない状況であり、それに見るからに苦しそうな状態の熊を早く楽にしてあげたいという気持ちが強かった。腕をもがれた熊はただただ眼前にいるノエルを打倒そうと血を噴出させたまま迫って来ていた。

「……すみません……っ!!」

 ノエルは腕のなくなった方面から頭を目がけて再び回し蹴りを放った。その足先は正確に頭を捉えその頭を吹き飛ばしていった。頭を失った体はその場に崩れ落ち、自らの出す血の海に沈み動かなくなった。

「…………」

 相手は魔物とはいえ一つの命をノエルは奪った。その事実を心の中で整理するのに苦労した。世界の安定という目標のために魔物との戦いは避けては通れない。日々魔物との戦いが繰り返されるこの場にみんなは常に立っている一方でノエルは常に死と隣り合わせの空間に送り出し、帰りを待つだけの存在だった。そのことに後ろめたさを感じ始めていた。

「……ネレイスさん……」

 特に自らの創り出した存在であるネレイスは誰よりも戦地に立つことが多かった。結果そのせいだけではないのだがSkyBlueメンバー内でネレイスの負傷、死亡回数は飛び抜けて多かった。ネレイス自体無茶が好きなせいもあるのだが、ノエルもそれを止めないことも問題だったのだろう。ノエルは改めて自らの生み出したネレイスの強さとネレイスへの申し訳なさを強く感じた。

「……次に向かいましょう」

 少し気持ちを落ち着かせノエルは次の任務地へ向かっていった。



「……ノエル様の加勢で大分仕事が減ってきました……これならそろそろ私たちだけでも処理できるかもしれません!」

「……ハイペースだな……大丈夫か……?」

 ノエルの加勢によりSkyBlue個々のメンバーの負担は大分軽減されてきたようであり、比較的余裕が出始めてきていた。ラヴィスも連戦続きで疲れた体を休ませている最中であった。

「……ノエル様がこんなスピードで戦えるなんて思ってもみませんでしたぁ……」

「……ノエル様の戦闘能力は侮れない。攻撃する瞬間に力を集中させ相手を一撃粉砕する……力の無駄遣いなく敵を倒す事ができる。防御の時も攻撃を食らう瞬間に力を集中させることで無効化する……・正直“ちゃんと”戦えればSkyBlueメンバー内でもトップクラスの実力は持っている……」

「ちゃんととはどういう……?」

「……ノエル様は“その力を自覚して使っていない”。そしてその力はあまりにも強大……まだ戦場での経験もないノエル様にその扱いはまだまだ難しいだろうから……」

「……そうですかぁ……」

 ラヴィスはただただノエルの心配をしていた。戦場でノエルの内に眠る神秤テミスの力の暴走により過熱状態に陥ればその瞬間に命はないだろう。その危険が常につきまとう中で出撃を許可したネレイスもそれだけが気がかりでこっそりと精霊を偵察につけているくらいである。何かあればすぐにノエルのところに飛んで行くということも言っていた。

「……なにも無ければいいんだが……」

「あ、新しい報告が3件入りました」

「……ん、仕事か……じゃあ……」

「……ってこれノエル様が向かった座標ですよ!」

 入った報告内容を確認していた管制官が何かに気付きにわかに慌て始めた。

「……ん?3件全部か?」

「そうではなくて!そのうちのノエル様が向かった1件がマズイです!」

「……何があった?」

 その報告を聞いたラヴィスも一瞬で顔つきが変わった。

「……相手は複数……しかもSランクの魔物です……」

「……ネレイス!」

 その報告を聞いてラヴィスは真っ先にネレイスと連絡を取った。

「……っく!何?ラヴィス」

「ノエル様が危険だ。すぐ援護に行け!」

「……ゴメン……今は無理……」

「どうしてだ!?」

 先程ノエルの危機に真っ先に駆けつけると言っていたネレイスのその答えにラヴィスは少々声を荒げてしまった。

「無理もないですよ……ネレイスさんは今SS-1ランクの竜種と交戦中なんですから……」

「……あたしが今ここで動いたら被害は拡大しちゃう……ノエル様の救援は当然行きたいけど……」

「……分かった、その竜種は我が引き受ける。お前はすぐにノエル様の所へ向かえ!」

「……ありがと……」

 そう言うとラヴィスは真っ先にネレイスが交戦している地点へと向かっていった。

「ネレイス!」

「ラヴィス、ゴメン……多少弱らせてはおいたけどまだまだ力は大分残ってるから気をつけて」

 竜種と交戦していたネレイスは相当長い連戦と今回の強力な竜種の相手で大分疲弊しきっていた。服も乱れ体中にはあちこち傷も見えたがそれでもなんとか戦線を維持しているような状態であった。正直このままノエルの救援に行かせるのも心配な状況である。

「……分かった、行ってこい!」

 それでもノエルの安全が第一である。2人はそう言葉を交わしネレイスはノエルの加勢へ、ラヴィスは竜種の討伐へと動き出した。





「……うっ……流石に分が悪いでしょうか……」

 一方のノエルは既に交戦を始めていた。最初にいたのは小鳥のような魔物が2体。特に苦戦せず倒せると思っていた矢先にノエルが来たことに気付いた小鳥が鳴き声を上げると巨体を誇る親鳥と思われる魔物が2体増援として現れていた。実戦経験のないノエルにとって1対多数の相手をするのはまだまだ不安があった。

「……とりあえず数を減らさなくては……」

 しかし援護は期待できない。まずは敵の数を減らすべく2体の小鳥に狙いを定めた。

「的は小さいですが……当れば!」

 辺りを飛び回るように動く小鳥の動きを止めようとノエルは手を翳した。するとその手から風の刃が飛び出していき前方を切り裂いた。直撃こそはしなかったものの今の一撃で相手の動きを制限できそうであることは分かった。

「……次は……決めます!」

 ノエルは今度は手からではなく足から風の刃を生み出した。そしてそのまま地面を蹴るとその瞬間にテミスの力でものすごいスピードで接近をしていった。その前方に風の刃から逃れようとした小鳥が飛び込んできた。

「まずは1体!」

 スピードをそのまま生かして放った蹴撃は小鳥をいとも簡単に吹き飛ばした。

「……行ける!」

 もう1体の小鳥も視界に捉えたノエルは風の刃で翼が傷ついていることに気付くとテミスの力で跳ねるように接近し、素早く背後に回り込んだ。翼が傷つき動きの鈍い小鳥はノエルの動きに対応できずその後軽く一蹴されてしまった。

「……ここまでは何とか……」

 あっさりと小鳥を2体蹴散らしたノエルであったが、その後が大変だということは分かっていた。残った親鳥は巨体でありながらも俊敏で、体力も攻撃力も非常に高そうであった。

「……ここからが勝負ですね」

 再びノエルが構えを取り直したところで悠然と動いていた親鳥の1羽が飛びあがった。その動きに一瞬気を取られたがもう1羽が近づいてきていることにも気付いていたためそちらの方を迎え撃とうとした。

「……きゃっ!」

 しかし飛びあがった方が着地をした際に起きた衝撃でノエルはバランスを崩した。そこにもう1羽からの乱れ突き攻撃が飛んできた。

「……っっ!」

 華奢な腕を交差させてそれを受け止めようとすると嘴が突き刺さる瞬間ごとに光が発せられ攻撃を受け止めていた。

「……相手を間違えましたね……」

 相手が複数いる場合は戦う順番を誤れば命を落としかねない。それを身をもって経験したノエルは改めて気を引き締め直した。

「……っ!この気配……!!」

 するとそこにノエルでもすぐに分かるくらいの強い力を持った魔物が突然湧いて出た。恐らくはノエルの内にあるテミスの力に惹かれたからなのであろう。残っている鳥2羽の相手に加えてさらに3体の魔物が現れ明らかに状況は不利になっていた。

「……誰か!応答して下さい!」

 ノエルは使いなれないメンバー用の通信端末で必死に応答を求めたが皆交戦中であったり繋がらなかったりで誰とも連絡を取れなかった。頼みの綱のネレイスも交戦中のようだったし、何より既に相当数の魔物と交戦を続けており頼るには少し後ろめたさも感じていた。

「……こんな状況でも……皆さん立ち向かっているんですよね……」

 自分もやらなくてはいけない。そう覚悟を決めたその瞬間だった。

「……ノエル!」

 聞き覚えのある声に見覚えのある姿。ノエルが一番信用しそして一番心を許している存在――ネレイスであった。

「ネレイスさん!」

「ノエル、下がって。まとめてあたしが相手をするから」

「は……は……いえ……私にも戦わせて下さい」

 安心したノエルは体から力が抜けてしまいその場に一度へたり込んでしまい一度は全てをネレイスにまかせようとしたが、直ぐに気合いを入れ直して立ちあがると加勢を申し出た。

「……あたしの心配だったら大丈夫だよ」

「……ネレイスさんが平気でも私からすれば心配です。それに……私もしっかりと闘えるというところを示しておきたいですから」

「……そっか……くれぐれも無理はしないで、行くよ!」

「はい!」

 こうして加勢に来たネレイスと共にノエルは再び戦闘を始めた。ネレイスの加勢によって状況は一気に好転、ノエルの高い戦闘能力も十分に発揮できたことでこの場の鎮圧は無事完了したのだった。

「……ふぅ……」

「……ノエル……凄いね……」

「……私も……こんなに戦えるだなんてびっくりです」

 戦いの後ネレイスとノエルはしばらく休息をとっていた。ラヴィスに任せた竜種もその後各地の魔物撃退を続けてきたメンバーが次第に合流していき、無事撃破できたという報告が先程入っていた。観測所からも魔物発生報告が沈静化し、今回の魔物大量発生はなんとか終息したようである。

「……ありがと。ノエルが出てくれたからみんな多少なりとも楽になったよ」

「そんな……私なんてまだまだ……」

「ふふ……でも何かあったらノエルも自分の身はしっかり守れそうだしこれからもたまーに出てみたらどう?」

「……頑張ります」

「ふふ……あたしがしっかりサポートするから任せて」

「はい……お願いします」

 こうしてノエルの初陣は収穫と課題の双方が得られた非常に有意義なものとなったのである。



(SSs ノエル編 完)
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ブログ開設4周年記念特別SS SSs(ショートストーリーズ) レイン編 ~亡き母の思い出~


 そこは小川の流れるのどかな平原だった。暖かな日の光が差し込み穏やかな風が吹き抜けるこの場所に2人の人影があった。片方は立派なローブ姿の女性でもう片方はその子供と見られる小さな女の子だった。まだまだ4~5歳くらいと思われる小さな女の子は母親の手をしっかりにぎって楽しそうに散歩をしていた。

「おかーさん!」

「……どうしました?」

「つぎはあっち!」

 幼い子は母親の手を引っ張りながらまた別の方向へと連れ出していった。その最中に母親と繋いでいた手は次第に離れてしまったが幼い子は気にせずに駆け出して行った。

「ふふふ……」

 そして無邪気な我が子のその様子を母親は微笑ましそうに見ていた。

「あ、きれいなおはな!」

 一人駆け出して行った幼い子の目に小さく綺麗な花が咲いていたのに気付くと今度はそちらに目がけて駆け出して行った。

「おかーさん、これ!」

 そしてそれを何輪か摘んで母親にプレゼントしようとした。

「……あれ……?」

 しかし母親の姿はもうどこにもなかった。さっきまでいたはずの場所にその姿は無く、どこかへ立ち去ったような形跡も見られない。本当に忽然と姿を消してしまっていた。

「……ぅぅ……ぅぅ……」

 母親がいなくなり子供の表情は瞬く間に泣き顔へと変わっていった。そして……








「お母さんっ……」



 真っ暗の部屋の中で1人の女の子がそう声を上げてベットから飛び起きた。

「…………夢……」

 淡い緑色の綺麗な髪をした女の子は先程の出来事が夢であったことに安堵しながらも不安げな表情をしていた。

「…………」

 暗闇の中女の子はドアに手をかけるとそっと外へと向かった。部屋の外の廊下では月と星の明かりが仄かに射し込んでいた。その眼下には雲海ーーここは空の上の世界、天界の中心である天界宮殿であった。

「……ルミ様……」

 その女の子は行きな慣れた様子で廊下を進んでいき、そしてある部屋の前までやってきた。この天界で最も地位の高い天界女王ルミナスの部屋である。彼女はその部屋の扉をそっと開けた。

「…………」

 部屋の主ルミナスはぐっすりと眠りに入っていた。女の子が部屋に入ってきたことにも全く気が付いていないようである。

「……ルミ様」

 女の子はそれでもお構いなしにルミナスの布団の中へと潜り込むとそのままルミナスをぎゅっと抱き締めた。ルミナスはそれでも起きることはなかったが、女の子はルミナスを抱くと安心したのかそのまま今度は深い眠りについたようである。



「……んん……」

 ルミナスの目覚めは早かった。まだ明るくなり始めた頃合いではあったが一日の始まりを迎えようとしていた彼女はすぐに異変に気が付いたようである。

「あら……レイン……?」

 ルミナスを抱き締めるようにして女の子ーーレインが眠っていたのである。その表情はとても安らかで可愛らしいものであった。

「…………」

 ルミナスはレインの頭をそっと撫でてあげると再び目を閉じた。起きようとしたもののレインを起こしてしまうのは可哀想だと考えたためであろう。幸いルミナスは天界女王とはいえそこまで多忙な日々を送っているわけではなかった。多少朝長く寝ていたとしても誰も文句を言ったりはしない。今日の天界女王の一日は二度寝から始まることになった。



「……ん……」

 レインが目を覚ましたのはルミナスが一度起きてから大分経ってからのことであった。ルミナスを抱き締めてからは先程のような夢を見ることもなくぐっすりと眠れたようである。

「……起きましたか、レイン」

「……あ……ルミ様……」

「……またお母さんの夢ですか?」

「……うん」

 その様子を感じ取ったのかルミナスがすぐに声をかけた。二度寝してもなおレインより先に起きていたルミナスはレインを起こさないようにそのまま横になって時間を過ごしていた。そのルミナスはレインが何故ルミナスの部屋に来て寝ていたのか既に検討がついていたようである。

「……最近特に多いみたいですね」

「うん……」

 レインがルミナスの部屋に来て寝るようになったのは今日が初めてではない。勿論レインがまだ幼いというところもあるが、もう十分に一人で寝ることだってできるはずだし、これまでもできていたのである。それがここ最近は"寂しい"とか"怖い"といった理由でルミナスと寝るようになった回数がまた増えてきたのである。その理由がレインの母親の夢であることにも当然分かっていた。

「……ルミ様……」

「レイン……やっぱりお母さんのこと……今でも……」

「……うん……」

 レインは幼くして母親を亡くしていた。しかも目の前で……である。それが当時5才の時のことなのだからその衝撃は計り知れないものだったのであろう。

「…………」

 ルミナスがレインを拾ったのは彼女が12才になった時のことであった。その時には既に幼いながらも法撃士として仕事をこなしており、その才能をルミナスが見込んでスカウトしていたのである。勿論SkyBlueの戦闘メンバーとなることがどういうことなのかも伝えていたが、レインはそれを承知で仲間になってくれた。その条件に上げられたのはただ1つ、家族の安定した暮らしを保証することであった。今もレインの家族はルミナスが手筈を整えた財団の支援を受けて平凡に暮らしているようである。その後レインは一応ラヴィスとルミナスの養女という形で引き取られ、天界宮殿に部屋を用意してもらいこうして暮らしていた。SkyBlueの最年少として活躍をしながら母親代わりのルミナスのことはルミ様と呼び慕い、天界では聖女や聖者たちからも注目される存在となっていた。

「ルミ様……」

 不安げな声でそう言いながらレインはまたルミナスを一際強く抱き締めた。そのレインをルミナスは優しく撫でてあげることしかできなかった。ルミナスは自分がレインにとって"大事な存在"であることには変わりはないがそれが"母親"ではないと薄々感じていた。レインはルミナスのことを一度も"お母さん"と呼んだことはなかった。甘えられる存在であることに違いはないが、それでもレインにとって幼い時に失った"母親"というものからは外れたものとなってしまっていた。そこでルミナスはレインの母親について調べることにし、その結果あることが判明していた。彼女の母親は精霊となりレインを影ながら支えていたのである。しかしこのことをレインには言っていなかった。言わないで欲しいという母親の願いがあったからである。

「……レイン、疲れてたりはしてませんか?」

「……疲れてはいないと思うけど……あんまり眠れないことが多いから分からないだけかも……」

「……そうですか……」

 そのレインの母親が夜に時折レインの体を借りて活動していることもルミナスは知っていた。そしてそれが判明してからレインがルミナスと一緒に寝る機会が増えていたことも感じ取っていた。恐らくはレインの体を借りている際に寝ているレインには母親との思い出が夢になって見えているのであろう。

「……レイン、今日は私とお散歩しましょう」

「……いいの?ラヴィスさんと約束あったんじゃないの?」

「また今度にしてもらいます。ラヴィス様も……分かってくれるでしょうから」

 少しでもレインの気持ちを楽にさせようとルミナスはレインを外に連れ出した。外はもうすっかり明るくなり、天使たちが飛び交ういつもの天界の日常風景がそこにはあった。

「(ラヴィス様……すみません、今日の予定ずらしていただくことは可能ですか?)」

「(構わんが……何かあったのか?)」

「(ちょっとレインが……)」

「(そうか……分かった、側にいてやれ)」

「(ありがとうございます……)」

 ルミナスは精神を集中させ魔力による会話で今は神界にいるラヴィスと話した。一応ルミナスが母親代わりの存在であるためにラヴィスも父親代わりの存在になるのだが、レインは"ラヴィスさん"と呼んでおりルミナスほどの親密感は持っていないようである。ラヴィスはレインのことは基本的にルミナス任せであるが、戦闘に出るときは必ずレインのサポートを欠かさず行いそこでは頼れる一面をしっかり見せているようである。

「ルミ様……お散歩でどこ行くの……?」

「レインはどこへ行きたいですか……?」

「……レイン……あそこ行きたい……」

「あそこですね、分かりました」

 レインが言ったあそこのことはルミナスもよく知っていた。レインがSkyBlue入りたての頃からよく訪れており、何かあれば頻繁に足を運んでいたその場所。それはここ天界ではなく一般世界、顕界にあった。ルミナスは天界宮殿の転移装置の前まで来ると慣れた座標軸入力でその場所への転移陣を作り出した。

「じゃあ行きましょうか」

「うん……」

 そしてルミナスはレインの手を引きその転移陣へと入っていった。





「おかーさん!」

「おかーさん!」

「おかーさん!」

「はいはい……ちょっと待って下さいね」

 淡く長い緑の髪をした女性が3人の子供に囲まれていながら1人の赤子を寝かしつけていた。その背中にはさらにもう1人の赤子を背負っていた。総勢5人の子供の面倒を見なければならない母親であるその女性は非常に大変そうに見えたが、その顔はどことなく幸せそうに見えた。

「おかーさん、あそぼ!」

「あそぼあそぼ!」

「はいはい……レイン!」

「おかあさん、なぁに?」

 そう言うと少し離れたところで様子を見ていたレインがすぐに母親の側にまでやってきた。母親はおんぶひもをほどくと背中の赤子をレインにそっと抱かせた。

「レイン、悪いんだけどこの子とこの子を見ててもらえないかしら」

「うん、レイン、おねえちゃんだもん、できるよ!」

「お願いね……」

 レインが誇らしげにそう言うと母親も安心したようである。そして下の子供たちに半ば連れ去られていくような感じで外へと引っ張っていかれてしまった。

「…………」

 レインは6人もいるきょうだいの一番上であり、2人目の子供とは2つ年が離れていた。この時レインはまだ5才。しかしその環境からか母親も驚くくらいに下の子供たちの世話をするのが上手であり、こうして忙しい母親に代わり赤子をあやしたり下の子たちの遊び相手になったりとさながらもう1人の母親とも言えるような存在になっていた。

「……レインも本当はもっとおかあさんといっしょに……」

 ただレインも本来はまだまだ母親に甘えたい盛りだった。その気持ちを圧し殺しながら子供たちの世話をしていくのはなかなかに辛いものがあった。でもそれは頑張れば大好きなお母さんに誉めてもらえるというその気持ちで乗りきっていた。

「……頑張らないと」

 そう言ったところで背中の子供が目を覚ましたようであり、すぐにぐずりだして泣き出してしまった。その子を一生懸命あやしていたら今度はその泣き声で寝ていた赤子も起きてしまったようでこちらも揃って泣き出してしまったようである。

「……ほらほら、お腹空いたのかな……?ミルク飲みましょうね~。ゴメンね~、びっくりさせちゃったかな?おねえちゃんが一緒だから怖くないよ~」

 普通ならパニックになってしまいそうな状況でもレインは全く動じることなく背中の子にはミルクを飲ませ、寝ていた子のほっぺをつついたり笑顔を見せたりしてあやしていった。そしてすぐにこの事態を終息させたのである。

「うん、いい子いい子」

 そしてレインはそのまま母親が帰ってくるまで見事に子守りをしてみせた。そのレインを母親はとてもよく誉めてくれた。

「……ごめんなさい、レイン。あなたにいつも子守りを頼んじゃって」

「レインはおねえちゃんだから当然だよ!」

「ふふふ……」

 自慢の娘を母親はぎゅっと抱き締めた。その時のレインにはよく分かっていなかったようであるが、母親の体は以前よりも細く弱々しいものとなっていた。しかしその原因はこの多忙な家事によるものではない。

「レイン、お母さんは明日からまた仕事なの。2日くらいかかりそうだからお父さんと一緒に子供たちをお願いね」

「うん、レインにまかせて!」

「ふふ、頼もしいわ。お願いね、レイン……」

 レインの母親はとにかく仕事で多忙だった。決まった休みはなく、仕事に出かければ何日も帰ってこないようなこともよくあった。でもその見返りとして得られる報酬もまた立派なものであった。これだけの子供を抱えていながらもレインの家は比較的裕福とも言えるような生活ができており、これもひとえに母親の努力の賜物であった。

「さ、じゃあそろそろご飯の支度をしましょう。レインも手伝ってくれますね?」

「うん!レイン、頑張るよ!」

「ふふふ……」

 母親はレインの頭をそっと撫でて、それからレインを連れてキッチンへと向かっていった。



「ただいま帰りました……」

「おかーさんおかえりー!」

「おかーさーん!」

 数日後、母親は仕事から帰ってきた。帰ってきてすぐに母親は子供たちに囲まれてしまい少々困ったような顔をしていた。母親も大分疲れていたのだが子供たちはお構い無しであった。

「…………」

 レインは少し離れたところでその様子を見ていた。レインには母親が疲れていることをはっきりと認識していた。しかしその疲れが仕事によるものだけではないことに気付いてはいなかったようである。もう少し早くそのことに気付いていたのなら母親の、そしてレインの人生が狂うようなことはなかったかもしれない。



「……すみません、六華様」

「気にしないで下さい、ネージュ。貴女の力を御しきれていなかったのは事実ですから」

「しかし契約者の望む力を発揮させるのも精霊たる私の役目。それができなかったのですから私にも責任はあります」

「ネージュ……」

 その日の晩、母親の部屋には氷の彫刻のような美しい姿の女性がいた。彼女は霞露のネージュと呼ばれている氷の精霊であり、レインの母親と契約し"六華"という本名で呼んでいた。

「いいんですよ……私もまだまだなのですから……」

 ネージュと話す六華の表情は明らかに憔悴しきっていたものだった。というのもここ最近六華は仕事の失敗が増えてきていたからである。今回の仕事も予定より1日長くかかってしまったのも依頼の失敗が関係していた。今回六華は捕獲しなければならない対象を倒してしまっていた。六華の放った氷の魔法が思いのほか効いてしまったようである。最近はこうした過剰攻撃による失敗が目だっているのが、それも六華に何でも仕事を回されるようになったことで六華にとっては手加減をしなくてはいけない場面が増えてそこに苦戦を強いられているようである。

「……しかし人間とはやはり……」

「……そうですね……人間は傲慢なものですよ」

「六華様……勝手に"氷葬の魔女"だなと持ち上げておきながら今となっては掌を返すように“氷葬の魔女は終わった”などと……」

「…………」

 六華は今となっては高名な法撃士として広く知られるようになっていた。六華が使役している氷の精霊は精霊の中でも使役するのが困難であり、それができる者は法撃士として非常に高い才能を持っていることの表れである。それにより六華は一躍注目の的となり、使役するネージュの強力な氷の魔力とも相まって“葬氷の魔女”と呼ばれ称されてきていたのだった。しかし高名になるに従い六華に寄せられる期待も高くなり、期待に応えられなければ激しい非難や罵倒の言葉を浴びせられるようになっていたのである。それによって六華は相当追い詰められていたのである。

「……私は六華様のような人間に使役して頂いていることを誇りに思っています。どうかこれからも……」

「……ネージュ……」

 ネージュの言葉を六華は俯いたまま聞いていた。その期待にはもうきっと応えられない……この時にはもう六華の心は決まっていた。

「…………」

「……六華様?」

「…………」

 ネージュは六華の様子がおかしいことには気付いていた。しかしそれに気を取られたがために“六華が今何をしていたのか”に気付くのが遅れてしまっていた。

「……人々の期待を背負うものは常にその期待に応え続けなければなりません。それが出来なければ……終わったと言われても仕方ないでしょう」

「……六華様、六華様のお力はまだまだ健在なのです。その意味では……」

「……いいんです……私は……」

 ここに来てようやくネージュは六華が何をしていたのかに気付いた。六華の体からはただならぬ量の魔力が放出されていた。魔力を開放することで法撃の威力は格段に上昇するのだが、魔力を開放しすぎれば死にいたることもある危険な行為である。六華はそれを意図的に行っている風であった。つまり……

「六華様!おやめ下さい!」

「……ネージュ、私の体がもう悲鳴を上げているのは貴女も分かっているでしょう?……私はもう限界です……」

「家族はどうなるのですか!?特に一番上の子は……」

「……レインには本当に申し訳ないと思っていますが……これ以上は本当に体を壊しさらに負担をかけかねません……」

「……死ぬ方がよほど負担になるではないですか!」

「…………」

 そう言われても六華はやめることはなかった。六華の部屋には既に魔力がかなりの高密度で充満していた。

「……ネージュ、貴女に最後のお願いがあります」

「いくら六華様の願いとは言え聞けません!」

「……レインには法撃士としての才能がありますが……レインには私と同じような苦しみを味わってほしくはありません。……レインを支えてあげると同時に……どうか私の後を継いで仕事をするようなことはしないで欲しいと……」

「それは自分の口から伝えて下さい!」

 ネージュは必死に説得を試みていたが六華を思いとどまらせるには至らなかった。本来ならこうして契約者に反論する事すら許されないのだが、ここまでしてでも止めなくてはいけないと思っていた。しかし直接力を行使して止める事はネージュにはできなかった。六華はそれを分かった上でやっていたのであろう。

「……お願いしますよ……ネージュ……」

 そしてついに六華は全ての魔力を開放しきったようだ。六華の体は光に包まれ少しずつ消え去ろうとしていた。

「……六華様……その願い……私には……聞くことができません!!」

 その六華にネージュは己の魔力を注ぎ込んでいった。そんなことをすれば自らの存在を失いかねないということは当然分かっていたが、それでも六華を消滅させたくはなかった。自らの魔力を消滅しかかっていた六華へと捧げたことでネージュの体は弾け飛ぶようにして消えていった。その後を追うようにして六華の体も光となって消えていった。その際には六華の部屋からは強い光が発せられたのだが、その光景を見た者、それに気付いた者は誰もいなかったという……



今週も更新不可の危機!?


どうも、ラヴィスです。今週は夜勤週なのでお昼にこんにちはです。

さて、こういう始まりになったということは大体想像つきますね!



まさかの今週も更新できない事態になりそうなんですよ!



というのも夜勤前に更新を目指して午前中からSSsやってたわけですが……



2時間分くらいのデータがすっとんでしまいました



正直つらいです。その直後にも10分分くらいの量が保存直前にすっ飛ぶ追い討ちも受けまして正直絶望です。

今日は比較的ゆっくりでもいいのが救いですがそれでも今日は更新できそうになさそうなので先に出させて頂きました。

では引き続き頑張る……と言いたいところですがまずは夜勤に備えて寝ます。それでは夜にお会いできれば!


今回も延期のお知らせ

どうも、ラヴィスです



いやー、無理でした



と、いうことでレイン編はまた次の機会ということにさせて頂きます



あんまり先伸ばしにしたくはなかったのですが無理だったものは仕方ありません。また次回頑張ります



それでは本日はこの辺で!


プロフィール

ラヴィス

Author:ラヴィス
パソコン使えないくせにブログに手を出した愚か者。
……温かい目で見てもらえるとうれしいです。

毎週月曜に大小の違いはあれど更新中です。

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